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ワキガの予防法 [健康について]

まだまだ残暑が厳しいですね。汗をたくさんかくこの時期、気になるのが汗のニオイです。とくに厄介なのはワキガのニオイ。今回はワキガで悩む方への対処方法について、ご紹介いたします。


ワキガの原因は、アポクリン汗腺・エクリン汗腺・皮脂腺の3つの分泌腺からでる汗や脂肪分が混ざり合い、細菌やバイ菌が繁殖することにより、異臭が発生するという構造なのです。

アポクリン汗腺は、脇の下、陰部、乳首の周り、おへその周り、耳の中などに存在し、脂肪、鉄分、尿素、アンモニアなどの成分を含む乳白色の汗を出し、独特の臭気があります。

エクリン汗腺は、暑いときや体を動かしたときなど、通常かく汗が出る所で、体内にたまった熱を放出する大切な役割を果たしています。

皮脂腺はアポクリン汗腺と同様に、出口が毛穴と直結していて、皮脂と呼ばれる脂肪分を分泌しています。

これらの3つの分泌腺の相互作用によってワキガは起こるのです。
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ワキガは生まれ持った体質が原因と思っている人も多いようです。両親のどちらかがワキガ体質ですと、子供がワキガになる確率は50%と言われています。

しかし、必ずしも遺伝や体質が原因とは限りません。以外と食生活が原因となっている場合も多いのです。


現代は高カロリー、高脂肪といった欧米型の食生活化が中心になっています。肉や乳製品、タマゴの摂取が、体臭などのニオイの元になっているということが考えられます。

肉類はタンパク質や動物性の脂肪をたっぷりと含んでいて、体のエネルギー源として欠かせない高カロリー食品です。バターやチーズなど乳製品やタマゴも同様に、脂肪酸、中性脂肪がたっぷりと含まれています。

しかし、この脂肪酸がアポクリン汗腺や皮脂腺を刺激してワキガ臭のもとになっているというのです。また、激辛料理を好んで食べる人も同様にアポクリン汗腺が刺激されます。

食生活を見直し改善するだけで、だいぶ解消される人もいますので、アポクリン汗腺を刺激するような食品は、なるべく控えたらよいでしょう。

また、体内から防臭する方法として有効なのは、サプリメントの活用です。
多種多様なサプリメントがありますが、基本的にはクロロフィルが含まれたサプリメントを選ぶことをお勧めします。

クロロフィルは体内で、アンモニア成分を分解してくれる働きをしてくれるので、防臭効果があるというのです。つまり、クロロフィルはワキガだけでなく、体臭全般に有効ですので、加齢臭等も気になる方にはお薦めです。


次に、スキンケアからみた予防法についてご紹介します。手軽な方法として、市販のエタノール水溶液を脇部に塗布して、臭いの元となる常在菌を殺菌することも効果があります。

デオドラントなどの制汗剤を使用される方もいますが、制汗剤は殺菌作用があり、皮膚の常在菌を殺し、汗などが分解されるのを軽減させてくれますが、臭いの元のアポクリン汗腺に直接作用しないので、一時的に臭いの発生を抑えるだけで、根本的な解決にはなりません。

ミョウバン(明礬)による予防も効果的です。
ミョウバンには金属が含まれています。金属の酸化還元作用による金属消臭作用が期待できます。最近は銀イオン消臭の商品が多いように、同じ効果があるということです。

また、ミョウバンは水に溶けると酸性になる性質があります。雑菌はアルカリ性に強く、酸性に弱いため、殺菌効果が期待できるのです。

ミョウバンはスーパーや薬局などで100円前後で購入できます。
ミョウバンを水に溶かし、スプレーなどの容器に入れたら、お手製の消臭スプレーの出来上がりです。
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