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頭皮とデトックスは美髪を生む [ヘアケアについて]

前回の記事『美しい髪を育成する基本知識』では、美しい髪をつくる基本は、就寝前のシャンプーで頭皮を清潔にすることを学びました。

朝シャンでなく夜シャンですよ~。簡単なことですよね~。

今回の内容は頭皮に関するミニ知識ですから、さらりと読んでください。

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【頭皮とデトックス】

「デトックス」とは、体内に溜まった毒物を排出させることですよね。
頭皮とデトックスって何の関係があるのと思った方、多いのではないでしょうか。

じつは、頭皮は体の中の有害物質を排泄するという大切な役割も果たしているんです。ご存知でしたか?


私たちの頭皮には約10万本の毛髪が生えています。相当な数ですね。

10万本の毛髪があるということは、毛髪の根の部分の毛根には、約10万個の皮脂腺があるということになります。


つまり頭皮というのは、体の中でいちばん新陳代謝が活発な場所で、汗や皮脂の分泌量も多いことがわかります。

夜にシャンプーして就寝しても、朝枕が匂う・・・などという原因がわかりますね。


同じように、頭皮は体の中に溜まっている毒素や有害物質などを、いちばん多く排泄される部分なのであります。



では、私たちの体の中に溜まっているという毒素や有害物質とは、どのようなものなのでしょうか?

私たちの体の約97%は酸素、水素、炭素、窒素などの元素で構成されていて、残りの3%はカルシウム、ナトリウム、カリウム、鉄、亜鉛、リンなどで構成されているようです。


これらカルシウム、ナトリウム、カリウム・・・などを通称『ミネラル(必須ミネラル)』といって、身体機能の維持や細胞の活性に必要な物質としてよく知られています。


しかしミネラルの中には、私たちの体に悪影響を与える『有害ミネラル』というものがあり、例えば水銀・ヒ素・鉛・カドミウム・アルミニウム・スズなどが有害ミネラルとされ、これらが飲料水や食事などから体内に入り蓄積されると、必須ミネラルの働きを阻害してしまいます。


この有害ミネラルによる体の影響は、疲れやすくなったり風邪を引きやすくなったり、肌荒れや髪のトラブルが増えたりする他、

肝臓や腎臓障害、消化機能異常、中枢神経障害、動脈硬化などといった病気の原因となってしまいます。

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有害ミネラルは、水道水や魚介類、食品添加物、野菜や果物に残ってしまった残留農薬などに含まれていますし、排気ガスやタバコ、殺虫剤、電子機器などの生活環境からも体内に入ってきているのです。

知ってみると、日常生活の中で気がつかないうちに体内に蓄積されていっているのですね~。



私たちの体は、有害ミネラルなどの毒素をどのようにして体の外に排泄させているのでしょうか?

一般的に有害ミネラルなどの毒素は、汗や尿から排泄されていますが、実は最も溶けやすいのが皮脂腺から排泄される皮脂なのだそうです。

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体の中で汗や皮脂分泌が最も多い部分は、頭皮でしたね。

ということは、頭皮をケアすることは、良い髪の毛を育むのと同時に、体内毒素の排泄(デトックス)にも繋がってくるということになるのですね。


頭皮に皮脂などの汚れが詰まってしまったまま放置すると、毒素の排泄がきちんと行われなくなりますから、体に毒素が残留されたままということになるのですね。


頭皮のケアは体のデトックスに繋がり、デトックスされた健康な体は、毛根に良い血液や栄養素を与えてくれますので、良い髪の毛を育むことに繋がるということになるのですね。




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